茶道 作法

茶道諸流派中最大の流派

茶道流派の一つである裏千家は、表千家、武者小路千家と並ぶ「三千家」のうちの一つ。裏千家は茶道諸流派中最大の流派となっています。

 

裏千家の名前の由来は、茶室「今日庵」が表千家を代表する茶室「不審庵」対してつけたもので、表千家は表通りにというのに対して裏側にあったからという理由。特徴は「積極性」という事です。

 

「積極性」が指しているのは、新しい点前を作ることに対して他の流派よりも熱心に取り組んでいるということです。三千家の点前作法は基本的に似ているが、裏千家には以下のような特徴があると言われています。

  • 薄茶を良く泡立てるが、この方法のように泡で茶の全面を覆うような点て方を表千家ではしない。
  • 茶筅は白竹のものです。
  • 女性の帛紗(ふくさ)は緋を基本としていますが、柄物などもあります。

さらに、侘びを尊ぶ三千家のなかでは裏千家は比較的派手な方です。裏千家は彩り豊かな点前が好まれているようです。